突然ですが、皆さんはリーダ経験はありますか?
リーダになると、メンバ・部下を率いる立場になります。
仕事を受ける側から仕事を与える側へ立場が変わる際、何が必要となるのでしょうか。
今回はリーダに必要な三鏡について説明します。
三鏡とは
三鏡とは、銅の鏡、歴史の鏡、人の鏡を持つことでより良い意思決定を下すことができます。
特にリーダが持つことでプロジェクトを円滑にすすめることが出来ます。
元々は、中国の古典「貞観政要」のなかで紹介された言葉で、当時のリーダのみならず、
徳川家康や明治天皇も利用されていたと言われています。
銅の鏡
自分自身を映す鏡。いい表情をしているか常に確認する。
リーダの行動が直接メンバにも影響を与えます。
例えば、リーダが元気に活き活きと働いているとメンバも合わせて活き活きとするようになり、結果チーム全体が活気付きます。
逆に、リーダがイライラしているとメンバも不安に駆られ、結果チーム全体も悪い雰囲気となります。
このように、リーダの行動・立ち振舞方次第で、メンバも合わせて影響を受けます。
歴史の鏡
歴史を学ぶ鏡。歴史の史実から、将来を予測する。
何かを行うにしても、過去の事例を基に考えることで上手に業務を進めやすくなります。
ここで言う過去の事例とは、歴史上の史実の他、自分・メンバの経験の事を言います。
これらを基準に考えることで、より将来に備えた行動ができます。
人の鏡
メンバからの辛辣な言葉を受け入れる鏡。メンバの言葉から改めて考える機会を与える。
リーダに従順なメンバのみでは、裸の王様状態となりこれ以上の成長がありません。
そのため、リーダに歯向ってでも本当のことを言うメンバをそばに置くことで、改めて考える機会をもらい結果として、チームとしての成長を上げることが出来ます。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「三鏡」を説明しました。
三鏡では、「銅の鏡」「歴史の鏡」「人の鏡」を持つことで良い意思決定を下すことが出来ます。
ジョブ型雇用の推進により、会社にとって必要な人物となるよう求められます。
必要な人物になるためには、少なくともメンバや部下に指示できるリーダの力が求められます。
そんなとき、「三鏡」を意識して業務を進めてみてはどうでしょうか。
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