皆さんこんにちは。
次の投資手法を始めてから9ヶ月間、各投資手法の特徴と私が感じた感想を前半・後半に分けて書いていきます。
投資信託による投資
高配当株投資
株主優待投資
グロース株投資
IPO株投資
米国株投資
※投資を行う際は、自己判断の上、自己責任でお願いします。
投資手法紹介
投資信託による投資
特徴
投資信託では、投資家から集めたお金をプロの専門家に預け、専門家よりいくつかある株式や債権などへ投資・運用を行う方法です。
メリット
① 少額から投資することが可能
100円から1円単位での投資が可能なため、コツコツと投資も可能です。
② 株式投資に関する知識が浅くても容易に行うことが可能
自分で行う場合、銘柄選定・投資判断等様々な情報を自分で行う必要があります。
投資信託では専門家が行ってくれるため、知識が浅くても行う事ができます。
③ 分散投資が容易
投資信託では、複数の銘柄を1つの商品として取り扱っているものもあります。
1つの商品を選ぶだけで自然と複数の銘柄へ投資するのと同じ投資となります。
さらに定額積立を行うことで、銘柄・時間の分散投資が可能となります。
デメリット
① 管理手数料がかかる
専門家へ投資・運用を委託するため、日々の管理手数料(信託報酬)がかかります。
② 短期的な利益を得るには不向き
投資信託が中長期的に収益を上げていくスタイルのため、短期間で収益を得たい場
合には不向きです。
感想
投資信託の一番のメリットは、投資の手軽さにあると思います。
投資対象のファンドに対し、定額金額を設定さえすれば自分で管理しなくても自動で投資が行えるため、初めて投資を行うならこの方法がおすすめです。
私の場合、2020年1月につみたてNISAと併用にてはじめました。
その2ヶ月後、新型コロナウイルスの煽りを受け株価暴落を受けましたが、それでも現在プラスで運用できています。
正直なところ、銀行に預金するぐらいなら投資信託に回したほうが、よっぽどか有益かと思います。
投資先を選ぶコツとして、信託報酬が限りなく少ない、ノーロード(販売手数料がかからない)のファンドを選び、定期的に投資を行えばよっぽど失敗しないと思います。
高配当株投資
特徴
株式投資では、企業が得た利益の一部を配当との形で投資家へ還元を行います。
配当は、企業ごとで方針・経営状態により決定され、株式会社が権利確定日に保有株×配当分の配当金が受け取れます。
配当では、以下計算式にて配当利回りが3.5%以上の株を高配当株と呼びます。
計算式:配当利回り(%)= 1株当たりの年間配当金額 / 1株購入価額 × 100
メリット
① 日々の株価変動は気にしなくていもいい
高配当株投資では、あくまでも配当金の受け取りにあります。
減配リスクだけ気をつけていれば日々の株価は気にする必要はありません。
② 心理的に余裕がでる
不況でも配当金として現金収入されるため、心に余裕が現れます。
デメリット
① 減配リスクがある
企業で業績悪化や低迷時期が長期間発生した場合、減配のリスクがあることです。
直近では、ANAがコロナウイルスの煽りを受け、前年度「1株あたり75円」の配当
を今年度「無配」を発表しました。
② 配当金を受け取る際に課税がある
配当金を受け取る際、配当所得との形で税金徴収されます。
また、配当所得は20.315%(所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%)と
なります。
そのため、配当金から配当所得を除いた金額が受け取る額となります。
感想
日々の株価を気にせずに配当金との形で直接お金が入ってくることは嬉しいです。
ただし、高配当株投資を運用していく上で配当利回りが高ければ良いのではなく、減配リスクを見据えて業界全体での成長率や4半期に発表される決算は注視する必要があると思いました。
また、この株投資は購入すれば自然と分散投資できる投資信託とは異なり、1つづつ企業に投資する必要があるため、異なる業種への分散した投資が必要となるため銘柄選択は結構悩みました。
株主優待投資
特徴
高配当投資では、配当金を受取れることができましたが、株主優待では権利確定日に一定の株保有数に合わせて投資家に商品や割引券等をプレゼントされます。
プレゼント内容は、100株単位にて自社割引券やカタログギフト、QUOカードが主になります。
メリット
① 優待品が受け取れる
企業によっては株主限定の商品を優待としてプレゼントしているため、商品を受け
取れる楽しみがあります。
② 会社の事業に詳しくなる
特に飲食店の企業では、自社グループで利用できる金券を優待としてプレゼントし
ています。
『すかいらーく』を例に挙げた場合、「ガスト」を始め「バーミヤン」や「夢庵」
などで金券を利用することができるため、株主優待を通して事業に詳しくなるで
しょう。
デメリット
① 優待廃止・改悪の可能性があること
業績悪化に伴い、優待廃止・改悪の可能性が出てきます。
最近では、株主優待で有名であったトラスコ中山が優待廃止を発表しました。
参考:トラスコ中山 – 株主優待制度廃止に関するお知らせ
近年では、長期的に株主を保有してもらえるよう、最低1年以上の保有といった長期
保有を設ける企業も多くなりました。
② 冷静な判断を下せなくなる可能性がある
優待目的で株保有してしまうと、企業自体の業績が悪くなっても優待品欲しさに売
却しづらくなってしまいます。
あくまでも企業の業績あっての株主優待のため、注意が必要です。
感想
コロナウイルスの影響でいくつかの企業が株価が暴落し、結果優待改悪・廃止が増える中で、KDDI株とオリックス株を保有しました。
KDDI株とオリックス株はともにカタログギフトが優待で送られるのですが、受け取ったときはワクワクしました。
上記のKDDIやオリックスは株主優待がありかつ高配当株であったため、保有して正解だった株だと感じます。
しかし、優待目当てとはいえ、株価が高い水準のときに買うのはリスクがあるため、今後の成長性も見ながら購入の検討が必要だと思われます。
前半まとめ
いかがでしょうか。
前半では、「投資信託による投資」、「高配当株投資」、「株主優待投資」の感想を書いてきました。
後半では、グロース株投資、IPO投資、米国株投資について感想を書いていきます。
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